長年愛用する水回りの優れものたち

パリに自宅を移してまる四半世紀。その家の心臓、キッチンで長年愛用する水回りのものたちです。    まず布巾。奥は20年以上前にバスクで、手前は20年ほど前にアルザスから持ち帰ったもの。その丈夫さ、使い込むほどの馴染み感はいつどこで買ったかの記憶と共に衰えることがありません。それに対して台拭きはモコモコ繊維の日本製が秀逸。 タワシは30年以上前に自由が丘ピーコックで買って気に入り、まとめ買いした優れもので残りあと三個。握りやすくブラシの毛の方向が絶妙で、はさまった汚れも取り除きやすい。そしてガリガリこびりつき落としには和製銀のスポンジ、食器洗いは有元葉子さんのラ・バーゼ。掌にすっぽりおさまりきめ細かな泡立ちでこれに勝るものなし。痛んだらいつまでも使わずにパッと掃除用にまわし、どんどん!新しくします。そして真ん中の黒いもの、これはトリュフ用ブラシで今年のニューフェイス。トリュフ用としたら出番少な過ぎですから、ウチでこれはじゃがいも洗い用。  洗剤は自然食品店ナチュラリアでいつも買うecover。好きだったグレープフルーツの香りがこのところ手に入らず、ちょっと不満。  そして洗い籠、これは常にアメリカンです。ワイヤーがビニール加工されているので音が立たず、両サイドにはグラスを伏せて引っ掛けるフックがあるのもポイント。パリでは見かけないので、これは東京の実家近所のスーパー、ナショナル田園で。  ところでアメリカンといえばうちの大型冷蔵庫。引っ越し以来25年間動き続けているのは感動的ですらありますが、当時のものですし、アメリカンだし、消費電力高いのでしょうね、、、。

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