サラダの葉っぱで鼻をかんでもいい?

イエナの朝市。人気の八百屋さんのスタンドではいつも通りの長い行列です。私の前に並ぶのはおよそ5歳、3歳,バギーに乗った1歳未満、計三人の息子を連れたパパ。すると一番上の子が「ねえ、このはがれたサラダの葉で鼻をかんでもいい?」。私はその発想に感動すら覚えていると、「ハハハ,ママには内緒にし よう!」とパパ。真ん中の男の子は「いいの?いいの?パパ?」という眼差しでパパとお兄ちゃんの顔を行ったり来たり。散らばっているはがれた葉の中から、自分の鼻のサイズに丁度よさそうな、かつしんなりと柔らかいところを鼻にあてる男の子。それに気付いた八百屋のおじさんはといえば、細長い茄子を二本、頭の上に角のように生やして見せて「う〜〜〜ん,コラッ!」とニコニコ顔です。一度おふざけを 許したからといって、今日は特別、また繰り返しはしないよねと、パパとこんな小さな子の間にも、すでにちゃんと信頼関係が築けているように見えたのでした。さてま だまだ順番が回ってきません。「それじゃ,あそこの肉屋さんでローストチキンを一羽買ってきなさい」。おつかいを頼まれてかなり真剣な表情のお兄ちゃんと次男。「一羽を4つに切り分けてもらうんだよ。じゃがいもは2人分だけで十分。それから丸形の田舎パンを4分の1。さっ,2人で行っておいで!」。

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