戦後70年 完全復権したビーツのサラダ

「戦時中、最後までなんとか手に入った野菜がビーツだったんだ。来る日も来る日もビーツばかり食べさせられて、戦争が終わったら誰もが思ったね、あぁ、ビーツなんて見たくもない!ってね」。こう話して聞かせてくれたのは、何度か取材でお世話になったパン屋さんでした。それがどうでしょう、この頃のビーツの人気ぶりときたら!何種類もの野菜の新芽を取り混ぜたサラド・ムスクランには、濃い紫色のビーツの若葉は他の緑を引き立て、なくてはならないものですし、料理のプレゼンテーションにも欠かせません。もちろん根っこの方もサラダに限らず、チップス、ビシソワーズ、ジュレと出番は確実に増えています。この傾向はすでに15年ほど前から。上の写真は戦後70年で完全復権したビーツの根っこと若葉のサラダ。ひらりと蝶のようにとまっているのは愛らしいパンジー(フランス語ではパンセ)、三色すみれです。                                                               下は朝市で出会った三色すみれのバルケット。花を食べる時って、いつも一線を越えた感覚がするものです。こうして食べられることを花はどう思うのだろうかと、そう思わずにはいられなくて。写真をクリックして、拡大してご覧下さいね。

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