Fête du travail と すずらんの花

5月1日はFête du travail (労働者のための祝日)。この日フランスではすずらんの花を贈る習慣がありますが、ことの起こりは16世紀半ば、時の王シャルル9世に仕えていた騎士が、春と復活のシンボルとして一輪のすずらんを王に贈ったことにはじまります。その行いにすっかり気持ちを引きつけられたシャルル9世、5月1日には宮廷のご婦人方にも毎年のようにすずらんの花を贈るようになり、やがてその習慣は彼女達によってフランス国中に広まったと言われています。

 

一方で Fête du travail の起源となったのは、1889年、フランス革命100周年を記念してパリで開かれた国際労働者会議。ここで5月1日を国際的な労働者の行動日とすることが決議され、その翌年よりこの日には毎年のように大規模なストライキが行われるようになります。そのシンボルだったのがデモに参加した人達がボタンホールに差した赤い野バラ。それが1907年より、5月1日の伝説の花—すずらんを赤いリボンで結んでブーケにすることに置き換えられました。

 

ところで1890年にはじまったストライキで掲げた要求は「労働、睡眠、余暇、この三つを平等に1日8時間ずつ」。120年以上前、フランスの労働者達はこれを赤いトリヤングル(三角)をシンボルにして要求し、今日では週35時間労働。そして赤いバラは今でもソシアリストのシンボルの花です。

 

以上新聞や雑誌のコラムなどをもとにして。Fête du travailとすずらんの花がいつリンクしたのかが今になってようやくわかりました!

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