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上野 万梨子(うえの まりこ)

東京生まれ。大学時代より料理研究家の飯田深雪氏に師事。料理家を志し、パリに留学する。1976年、ル・コルドン・ブルー・パリ校卒業。帰国後の77年、東京の実家にてフランス料理教室をはじめる。80年、「オムレツやスープもフランス料理です」というメッセージをこめた初めての著書『シンプルフランス料理』(文化出版局)を上梓。重厚なイメージだったフランス料理を日本の家庭に普及させた功績は大きい。基本の上にたつ自由な発想の料理と、新しい時代を開く料理家としての生き方で人気を博す。多くの雑誌やテレビなどの媒体で活躍するなか、91年、パリ左岸に自宅を移す。以来、日本とフランス、二つの国の食と生活文化に関わる企画・編集・発信を続ける。『WA-fumi, à la rencontre des saveurs du Japon 』(Flammarion)、初の書き下ろしエッセイ『 パリのしあわせスープ 私のフランス物語』(世界文化社)、『アペロでパリをつまみ食い』(光文社)、『小さなフランス料理の本』(NHK出版)など著書多数。

instagram@ueno.mariko.official »

Books

世界文化社
2020年11月5日発行
著者:上野万梨子
写真:上野万梨子 篠あゆみ
カバー絵画:濱田亨

パリのしあわせスープ 
私のフランス物語

2020年春、COVIC-19によってロックダウンされたパリで執筆を進めた一冊。
色合いも味わいも異なる6つの章には、料理家・上野万梨子ができるまでの人生のレシピ、そして足かけ30年となるパリ暮らしのレシピが散りばめられている。料理を通してフランスという国の豊かさ、フランス人の摩訶不思議な魅力を軽やかに語る、初めての書き下ろしエッセイ。パリのキッチンから生まれる アイデア豊かな料理レシピも多数掲載されている。

1章 たんぽぽの綿毛 マリコちゃん、料理の先生になる
2章 夜明けのオニオン・グラチネ パリはほんとうに美味しいのか
3章 ご当地サラダの真実 頑固さんの地方料理を巡る旅
4章 家庭料理はポポポのポ 本当に美味しいものは家にある
5章 キッチンの裏窓から 人生の歌が聞こえるパリ・アパルトマン暮らし
6章 パリのしっぽ 役者が揃った街で生き生きと暮らす
        

光文社
2019年5月30日発行
著者:上野万梨子
撮影:公文美和・他
イラスト:Philippe Petit-Roulet

アペロでパリをつまみ食いこの本を抱えてパリに行こう

著者が日々通うパリ左岸、6区7区の朝市や商店街、スーパーマーケットでの買い物案内を通して、旅人にも楽しめるアペロメニューを紹介。レストランでの美食ばかりでなく「ふつうのものがあたりまえに美味しいパリ」を体験するのにおすすめ。キッチン付きアパルトマンで暮らすように旅したい方にも手にとっていただきたい一冊。

誠文堂新光社
2017年5月12日発行
著者:上野万梨子
撮影:工藤雅夫

プチプチサラダ、つぶつぶタブレスムール、ブルグル、キヌアとたっぷりの野菜を使った 食感が楽しい惣菜とサラダ

著者の長年のスムール(=クスクス) 好きがこうじて生まれた一冊。セモリナ粉から作られる世界最小のパスタ、スムールは、どんな国の料理の風味も柔軟に受け入れてくれる楽しい素材。これに中近東生まれのひき割り麦—ブルグルや、スーパーフードとして注目のキヌアも加えた、ツブツブ食感が楽しいレシピ集。

ビーツとマッシュルームのタブレ

マラケシュ風オレンジのスイートタブレ

NHK出版
2008年9月15日発行
レシピ・料理制作・撮影:上野万梨子

小さなフランス料理の本Le petit livre de la cuisine française

「NHKテレビフランス語講座テキスト」での連載に撮り足しをしてまとめた、ベーシックなフランス家庭料理のレシピ集。 パリの自宅での調理から撮影までのすべてを、著者自身が手がけている。写真に写っているのは料理だけなのに、何故か不思議とパリの空気感が漂う一冊。

ウフ・マヨネーズ

人参と米のポタージュ

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