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上野 万梨子(うえの まりこ)

東京生まれ。大学在学中より料理研究家・飯田深雪氏に師事し、フランス料理を学ぶため渡仏。1976年、ル・コルドン・ブルー・パリ校を卒業。1977年に帰国後、東京の自宅にてフランス料理教室を主宰。

1980年、初の著書『シンプルフランス料理』(文化出版局)を刊行。「オムレツやスープもフランス料理です」という明快なメッセージで、重厚なイメージだったフランス料理を日本の家庭に広める先駆けとなる。以降、雑誌、テレビなど多方面で活動を展開。

1991年にはパリに拠点を移し、以来、日仏両国の食と生活文化の架け橋として、執筆、食イベントの企画編集、商品開発などを手掛ける。料理家としての確かな技術と、自由な発想が高く評価され、幅広い世代から支持を集めている。独特の視点とリズムで綴られるエッセイのファンは多い。

『WA-fumi, à la rencontre des saveurs du Japon』(Flammarion)、エッセイ『パリのしあわせスープ 私のフランス物語』(世界文化社)、『アペロでパリをつまみ食い』(光文社)、『小さなフランス料理の本』(NHK出版)など著書多数。近著に『Mariko食堂 ごちゃまぜパリ風レシピ』(扶桑社)がある。

Books

Mariko食堂 ごちゃまぜパリ風レシピ
扶桑社
2024年3月22日発行
著者:上野万梨子
写真:竹内章雄

Mariko食堂 ごちゃまぜパリ風レシピ

1970年代半ばにパリに料理留学して以来今日まで、その間の多くの年月を世界の料理の首都とも言えるパリに暮らした著者。この間に生まれたレシピは、フランス料理にとどまらず、世界の国の風味を自在に取り入れたものまでと幅広く、本書はその魅力をマリコ流 "ごちゃまぜパリ風レシピ" として紹介しています。

  • あらゆるものが出会う街・
    パリで生まれた料理たち


    茄子と豆腐のカレー ねぎマフィン
    鶏胸肉のソテーえのき茸のクリームソース
    きんぴらにんじんとルッコラのそば
    ブイヨンがしみたパンとチーズのフライパン蒸し
    海藻タプナードとスモークサーモン
    コンテのおつまみトースト
    ちらし寿司風クスクスサラダ
    トンカツ・ネム
    牛肉のサマーステーキ
    クレオール風カジキとえびのココナッツミルクカレー
    タコとさつまいものにんにくパセリバター
    牛茹で肉のすき焼き風
    白餡とブルーチーズのタルチーヌ
    カフェ・ムラング …etc
ストウブでフランス家庭料理
世界文化社
2022年11月10日発行
著者:上野万梨子
写真:日置武晴 上野万梨子

ストウブでフランス家庭料理

フランス家庭料理のコツは鍋の使いようにあり。調理の過程で鍋底にできた “こびりつき” は美味しいソースの元になることや、鍋底の空きスペースの活かしかたなどを、フランス生まれの鍋、ストウブ使って紹介しています。野菜たっぷりのシンプルレシピから、覚えておけば一生ものの煮込み料理まで、とっておきのレシピの数々をお届けします。

  • 1章 野菜料理
    おいしさを逃さないシンプルレシピ
  • 2章 スープ
    いつでもそこにある材料でナチュラルに
  • 3章 メインの一皿
    軽やかなガルニソースとともに
  • 4章 わが家のご馳走
    伝え継がれるフランス家庭の味
  • 5章 ワインのつまみ
    小鍋で楽しむ集いの時間
  • コラム
    読み継がれるフランス家庭料理のバイブル
    レシピの余白
パリのしあわせスープ 私のフランス物語
世界文化社
2020年11月5日発行
著者:上野万梨子
写真:篠あゆみ 上野万梨子
カバー絵画:濱田亨

パリのしあわせスープ 私のフランス物語

2020年春、COVID-19によってロックダウンされたパリで執筆を進めた一冊。
色合いも味わいも異なる6つの章には、料理家・上野万梨子ができるまでの人生のレシピ、そして足かけ30年となるパリ暮らしのレシピが散りばめられている。料理を通してフランスという国の豊かさ、フランス人の摩訶不思議な魅力を軽やかに語る、初めての書き下ろしエッセイ。パリのキッチンから生まれる アイデア豊かな料理レシピも多数掲載されている。

  • 1章 たんぽぽの綿毛
    マリコちゃん、料理の先生になる
  • 2章 夜明けのオニオン・グラチネ
    パリは本当に美味しいのか?
  • 3章 ご当地サラダの真実
    頑固さんの地方料理を巡る旅
  • 4章 家庭料理はポポポのポ
    ×本当に美味しいものは家にある
  • 5章 キッチンの裏窓から
    人生の歌が聞こえるパリ・アパルトマン暮らし
  • 6章 パリのしっぽ
    役者が揃った街で生き生きと暮らす
アペロでパリをつまみ食い
光文社
2019年5月30日発行
著者:上野万梨子
撮影:公文美和・他
イラスト:Philippe Petit-Roulet

アペロでパリをつまみ食いこの本を抱えてパリに行こう

著者が日々通うパリ左岸、6区7区の朝市や商店街、スーパーマーケットでの買い物案内を通して、旅人にも楽しめるアペロメニューを紹介。レストランでの美食ばかりでなく「ふつうのものがあたりまえに美味しいパリ」を体験するのにおすすめ。キッチン付きアパルトマンで暮らすように旅したい方にも手にとっていただきたい一冊。

  • Chapitre 01
    わたしが通うパリの商店街案内
  • Chapitre 02
    日常のパリを楽しむ “旅先アペロ“
    シャルキュトリー・魚と甲殻類・パン・チーズ・乳製品・野菜と果物・エピスリー
  • Chapitre 03
    キッチン付きアパルトマンでアペロディネ
    バヴェットステーキ・燻製にしんとじゃがいもののサラダ・ アペロからデザートまですべて揃う「ラストル」でフルコース…etc
  • Colonnes
    便利なスーパーマーケットでは食品表示を選ぶ目安に
    おいしいままで日本に冷蔵品を持ち帰る、、、etc
プチプチサラダ、つぶつぶタブレ
誠文堂新光社
2017年5月12日発行
著者:上野万梨子
撮影:工藤雅夫

プチプチサラダ、つぶつぶタブレスムール、ブルグル、キヌアとたっぷりの野菜を使った 食感が楽しい惣菜とサラダ

著者の長年のスムール(=クスクス) 好きがこうじて生まれた一冊。セモリナ粉から作られる世界最小のパスタ、スムールは、どんな国の料理の風味も柔軟に受け入れてくれる楽しい素材。これに中近東生まれのひき割り麦—ブルグルや、スーパーフードとして注目のキヌアも加えた、ツブツブ食感が楽しいレシピ集。

  • Semoule スムールで
    かにとバナナのカリビアンタブレ・りんごとセロリとくるみのタブレ…etc
  • Boulghour ブルグルで
    ザーツァイと豚ひき肉のホットタブレ・ギリシャ風タブレと焼きなすのマリネ…etc
  • Quinoa キヌアで
    芽キャベツと緑の豆のタブレ・キャロットラペとシェーヴルチーズのタブレ …etc
  • WA-fumi 和風味で
    ちらしずし風タブレ・ひじきと大豆のタブレ・キヌアとゆり根のお汁粉 …etc
  • つぶつぶ素材で美味しさアップ
    作りおきスムールでランチ・タブレでピクニック…etc
  • アラカルト
    生ソーセージと野菜の煮込みクスクス風・焼きパプリカのマリネとキヌア…etc
小さなフランス料理の本
NHK出版
2008年9月15日発行
レシピ・料理制作・撮影:上野万梨子

小さなフランス料理の本Le petit livre de la cuisine française

「NHKテレビフランス語講座テキスト」での連載に撮り足しをしてまとめた、ベーシックなフランス家庭料理のレシピ集。 パリの自宅での調理から撮影までのすべてを、著者自身が手がけている。写真に写っているのは料理だけなのに、何故か不思議とパリの空気感が漂う一冊。

  • オニオングラタンスープ・サラダニソワーズ・ラタトゥイユ・パリ風ニョッキ・パルマンチエ風オムレツ・ 豚肉のソテー マスタードソース・あさりのポワレ・ブリオッシュのタルトタタン …etc
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